【コラム】家が呼吸する「WB工法」とは？高気密高断熱の家との違いやメリットを紹介

WB工法（通気断熱WB工法）は、**「壁の中に空気の通り道をつくる」**ことで、建物全体が自然に呼吸できる構造を持つ住宅工法です。
夏は壁の通気層を通って熱や湿気を外に逃がし、冬はその通気口が自動的に閉じて暖かい空気を保ちます。
外気と室内の温度差を緩やかに調整することで、1年中快適な空気環境をつくります。

高気密・高断熱の家は、断熱性に優れる一方で、内部に湿気がこもりやすくなります。
WB工法は、空気の流れを活かして湿気を逃がす構造のため、**“閉じ込めない断熱”**を実現します。
また、機械換気に頼らず自然な空気循環が行われるため、電力消費を抑えながら快適性を維持できる点も大きな特徴です。

1.      通気層による温度調整
壁の中に設けた通気層を空気が流れることで、室温を安定させます。

2.      気温に応じて自動で開閉する通気口
夏は開いて熱と湿気を逃がし、冬は閉じて断熱層を形成します。
3.      湿気とニオイを排出
水蒸気や生活臭を壁内の通気で屋外へ排出し、室内を清潔な空気に保ちます。

🌿 快適な室内環境
結露やカビが発生しにくく、家族の健康を守ります。
🔇 静かで穏やかな空気感
自然な通気により、空気のよどみや機械音が少なく落ち着いた空間に。
💡 省エネで経済的
冷暖房効率が高く、光熱費の負担を軽減。
🏡 家を長持ちさせる構造
構造材の劣化を抑え、長期的に安心して住める住まいを実現。

•       機械に頼らず、自然の力で快適に暮らしたい
•       家族の健康や空気の質を大切にしたい
•       結露やカビ、湿気に悩みたくない
•       家を長くきれいに保ちたい

WB工法は、ただの「高性能住宅」ではなく、人と自然が調和して暮らすための工法です。
機械的な快適さではなく、五感で感じるやさしい心地よさを大切にしたい方にこそ、選ばれています。
日本の四季に寄り添い、家が呼吸するように長く快適に暮らせるWB工法の家。
その本当の価値は、日々の空気の中にあります。